いじめ自殺の娘、残した詩に曲

2014.5.25

いじめ防止に取り組む川崎市のNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」理事の小森美登里さん(57)が24日、 交流を続けている岡山市北区の私立明誠学院高校を訪問し、自殺した娘の詩を基に作った歌を収録したCDを贈った。

小森さんの一人娘、香澄さん(当時15歳)は高校1年だった1998年、いじめを苦に自殺。直後、 小森さんは香澄さんがワープロに残していた詩を見つけ、香澄さんが通っていた高校OBのミュージシャンに曲の制作を依頼した。

「窓の外には夢がある/幸せはきっと花を咲かせ、未来の命つないでいくよ」と歌う「窓の外には」が完成し、 2003年に同法人を設立。岡山県内を含む全国各地の学校に「窓の外には」のCDを贈ると共に、命の尊さを訴える講演活動を続けている。

明誠学院高は02年から、吹奏楽部が演奏会などで「窓の外には」を披露する活動を続けており、県内各校への寄贈CD向けに演奏を収録したため、今回の訪問が実現した。

この日は同部員ら150人が小森さんを迎え、小森さんは、香澄さんらいじめで自殺した子どもたちの写真を手に、命の大切さを訴えたほか、 「みなさんが歌い続けることで、香澄は生き続ける。歌を通じて優しさの連鎖が広がればと思います」とあいさつ。部員らは返礼として、「窓の外には」を手話付きで合唱した。

同高3年の加川愛梨さん(17)は「優しさが少しでも広がり、いじめがなくなるよう、これからも歌い続け、香澄さんのメッセージを伝えたい」と話していた。

ネット上の嫌がらせ・風評被害対策は誹謗中傷対策センターへ

管理人の感想

これが本来のNPOのあるべき姿だと思います。ご自身がお嬢様を自殺で亡くされて悲しい思いをしたから、 自身の娘と同じようにいじめで苦しむ子が減るように、自身のように娘に自殺で先立たれて悲しい思いをする親がでないように 、CDを「贈って」命の尊さを訴える講演活動を続ける。効果の程は私には判りませんが この方の活動には「気持ち」を感じます。

お嬢様が自殺するほど悩んでいたのに気がついてあげられなかったことは問題だと思いますが、この活動を見ていると 自分の娘の自殺をだれのせいにするわけでもなく 自分自身の責任を痛感して同じ思いをする親子が少しでも減って欲しいと いう気持ちからの行動に私は感じました。

人の自殺を商売道具に使うどこぞのNPOにも見習って欲しいと心から思いました。

たった1つのクリックで、あなたの通帳にお金が振り込まれる。あなたは何もしなくても。
<戻る

SIDE MENU

SIDE LINK

当サイトでの意見・感想について

当サイトに記載している意見・感想等は全て管理人の個人的な意見です。
その考えを押し付ける気などは全くないので「ああこういうふうに考えるやつもいるんだなぁ」くらいに受け止めてください。

管理人にご相談がある方や当サイトへのご意見・ご要望等がある方はスカイプでチャットをいただけるのが一番早く確認できます。
inserted by FC2 system