自殺考

管理人の自殺についての考え方
(あくまでも個人的な考え方であって人様に押し付けようというものではございません「こんなふうに考えるやつもいるんだな」程度に読んでください。)


個人的には自殺自体には賛成でも反対でもありません。皆それぞれに人生があってそれぞれの理由で死のうと判断したのですから全ての自殺をひとくくりにして「賛成」とか「反対」とかはいえません。

個人的には理解できる自殺
夢や希望を持って生きられるのならそれが一番いいと思います。ですが
・客観的にみて今後の人生に夢や希望が持てない状況にある
・悲しむ家族や友人がいない
・自分を頼りにしている人がいない
このような場合に自ら命を絶ったとしても私はとがめる気になれません。

個人的に絶対反対の自殺
反対に絶対にやめてほしいなと感じるのは手段としての自殺です。
・自分が死ねばあいつが周りから責められる
・自分が死ねばあいつが困る
・自分が死んであいつに責任を感じさせてやろう
・自分が死んだら誰々は悲しんでくれるかな
こんなあてつけや確認のための自殺はやめて欲しいです。

本人でさえあてつけや確認に使う程度の命なんて周りから見ればもっともっと軽いです。
最初は話のネタで飛びついてくるかもしれませんが1年もたてば忘れています。
下手をすれば笑い話です。 私はこのような自殺があったことを耳にするたびに

死んだ本人よりもあてつけられて死なれた方を気の毒に思います。

それぞれの理由

死ぬ理由

単純に死ぬ理由といえば病気や事故等ありますがここでその話をしてもしょうがないので、自殺原因について触れていきます

1位 病苦等
2位 精神障害・アルコール症等
3位 経済生活問題
4位 家庭問題
5位 勤務問題
6位 男女問題
7位 学校問題

というデータがあります。下位の理由ほど話題性が高いことがわかります。

生きる理由(生きなければいけない理由?)

こちらも単純に考えると、将来やりたい仕事がある・愛する人と一緒になりたい等ありますがここでは人が自殺出来ないと思う理由をあげてみます。
私の個人的な意見であり順位をつけられるものでもないので羅列になりますがご了承ください。

・家族や友人等悲しむ人がいる
・自分が養わなければいけない人がいる
・死に対しての恐怖心
・死ぬときの苦痛等に対する恐怖心
・死=解決という考え方になれない

他にも沢山あると思いますが思い浮かべたことを羅列してみました。

違和感

損害賠償を請求する遺族

ご家族を自殺で亡くされ損害賠償を請求する遺族に強い違和感と激しい憤りを感じます。 そんなにお金欲しいですか? 損害賠償の意味ご存知ですか?
損害賠償を請求する時点で家族の命に値段つけたことになるんですよ。
損害賠償とは○○円くれれば許してあげるという意味です。 その請求が認められるか認められないかではなく、金額を提示して請求した時点で○○円くれれば許してあげるけどどうするんだい? と相手にもちかけけるということです。 なんでもお金で解決ですか?

本人が自殺にいたるまでの過程で相手側に犯罪になるような過失があった場合に告訴して刑事罰を問うのは賛成です。
でも損害賠償請求をするのは「金取れる可能性あるなら取らなきゃ損」と考て行動してるようにしかみえません。
しかも公立学校や県、国を相手に損害賠償を請求する方がいますが、その請求が認められた場合それ支払うの税金ですよ
お願いだから他の国民を巻き込まないでください。

ほとんどの場合は金の亡者の弁護士にそそのかされての請求なんだろうけど
弁護士がそそのかしてきたら「おまえはうちの家族の命に値段つけるのか!」くらいのこと言って欲しいです。

親として
未成年の子供を自殺で亡くした親御さんが「学校が悪い」「国のせいだ」と言っているのを耳にしますが・・・
はっきり言ってお前のほうが悪い。未成年の自殺の場合は親は被害者ではありません。
自殺に加害者はいませんがもし加害者と呼ぶのなら一番最初に親が加害者。
自分の子供が自殺するほど悩んでることに気づかない時点で自分の親としての資質を疑問に思ってください。
自分が気づかなかったことを棚に上げて「なんで学校は気づかないんだ。もっと注意しろ」とかって言う親・・・・
学校の前にお前が気づけ。自分の落ち度を認めずなんでも他人のせいにしたがる親に育てられた子供が
自殺するほど追い込まれく過程を考えると不憫でしょうがありません。
ましてやそんな親が損害賠償とかなにごと? 損害賠償請求っていうのは被害者が加害者に向かってするものです。

生んだからにはちゃんと育ててください。生むだけだったら犬猫にもできることです。
育てるというのは自分の子供が自殺するほど悩んでいたら気がついてケアすることも含まれます。
それが子供を生む親の責任です。

自殺報道

日本の自殺率が高い理由

全責任とは言わないけれど一因(それも大きな一因)は日本の自殺報道にあると思います。 なんで日本のマスコミは自殺した人を悲劇のヒロインのように扱うのでしょうか。 そんな報道をすれば自分も死んだら悲劇のヒロインになれると勘違いした若い子達が真似をして自殺することに気がつかないとでもいうのでしょうか?  そんなことはないですよね・・・ ようは新聞が一部でも多く売れればいい、視聴率が1%でも多くとれればいいという自己中心的な考えですよね、 そりゃ自殺した人を悲劇のヒロインにまつりあげて「かわいそうに かわいそうに」って盛り上げてたほうが新聞は多く売れるでしょうけど・・・

手段の達成
今の日本は「手段としての自殺」の「手段」を達成させてしまう報道をしてますよね。

たとえばいじめが原因の自殺があったとして
「俺が死んであいつがみんなから責められるようにしてやれ」→警察ではいじめた本人の刑事罰を問うにいたらず
→新聞報道「こんないじめをしてた同級生がいます。そのいじめを苦に・・・」=手段達成です

悩みがあるけど誰にも相談できずに孤独を感じていることが原因の自殺で
「自分が悩んでることなど、誰も気づいてくれない。死ねばどれだけ悩んでたか判ってもらえるはず」
→ニュースキャスター「A君はこんな悩みで日ごろから苦しんでいたようです。つらかったでしょうね・・・」
=手段達成です

これでは手段としての自殺が減るわけもないですよね、目的が達成できるのですから増えて当然です。
これは世界保健機関の「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」で明確に「すべきではないこと」に分類されている報道の仕方です。
新聞売るためだったら世界保健機関の言ってることなんて聞いちゃいないんでしょうね。

しかも自殺に関連したニュースえマスコミが大きく取り上げるのは、手段としての自殺ばかり
先日、「病気の奥さんと介護疲れのご主人の老夫婦の心中」についてのニュースをテレビで見ましたがほんの15秒ほどでした。よそで起こったいじめが原因の自殺との扱いの違いはなんなのでしょうか。
彼らも仕事ですから少しでも新聞が売れる報道 視聴率が取れる報道をするのは仕方ないことではありますが
現状での「手段としての自殺」の多さをみるとマスコミが煽ってるようにしかみえません。
もしかして視聴率のために「いじめ自殺」が起きてほしくててわざと煽ってます?

世界保健機関「自殺を予防する自殺事例報道のあり方」
すべきこと
・事実の公表に際して保険の専門家と密接に連動する
・自殺は自殺成功とではなく自殺既遂と呼ぶ
・関連する情報だけを中面記事として公表する
・自殺に代わる手段を強調する
・電話相談や地域の支援機関に関する情報を提供する
・危険指標や危険信号について周知させる

すべきではないこと
・写真や遺書を公開しない
・具体的で詳細な自殺手段を報告しない
・単純化した理由付けをしない
・自殺を美化したり、扇情的に扱わない
・宗教的な固定観念や文化的固定観点を用いない
・悪人探しをしない

いっそのこと
自殺報道は活字20文字以内、読み上げ5秒以内とか報道規制ひいちゃえばいいんですよね。
「今日、○○で自殺がありました」←かっこ入れたって16文字だし5秒もあれば余裕で読めますよね。
逆にいっそのことイベント的にしちゃうとかね
「今日は□□で○○さんが自殺しました〜 靴をかくされたのが原因らしいですよ(笑) 無駄死ですね〜」
「さあ、ここで今月の無駄死ベスト10の発表です! 今月の無駄死No1は××の△△君!! △△君には副賞として普通なら3ヶ月で忘れる△△君の存在を特別に4ヶ月覚えておいてあげるよう視聴者にお願いしてあげます」みたいなね
確実に手段としての自殺は減るのではないでしょうか

もともと「ハラキリ」の国です 自殺が美徳とされてきた文化です。
文化を変えられるのは教育と報道しかないと思うんですけどね・・・

※あくまでも個人的意見です。第三者に意見を押し付けるつもりは全くありません。また自殺自体には反対ではありません「手段としての自殺」に反対なだけです。

うつ病

過労やパワハラ等により「うつ病」になってしまい自殺するというニュースを良く耳にします。 病院やカウンセリングに通っても改善できずに追い込まれた末に「これほど辛いなら死んだほうがましだ」という気持ちで 自ら命を絶つ選択をするそうです。
ご自身が死を選ぶ方が幸せと判断した上の自殺であればそれに対して否定をするつもりはまったくありません。 ですが「生きていたいけど現状が辛いから死ぬ」のであれば病院やカウンセリング以外の方法も試してみてはいかがでしょうか。 うつへの新しい考え方【プチ認知療法】も その一つで、この方法で「うつ」から抜け出せたという方も大勢いるようです。参考までにご覧になってみてはいかがでしょうか。

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