「自殺予見は不可能」大阪市改めて反論 桜宮高校事件訴訟

2014.3.19

大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部元顧問(48)の暴力を受けた男子生徒が自殺した問題で、 遺族が市に損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が19日、東京地裁(始関正光裁判長)であった。被告の市は、自殺の最大の原因は 「生徒が主将の責任を果たせずに不安になり、逃れようとしたこと」だったと反論し、改めて争う姿勢を示した。

市は書面で、元顧問の暴力行為が違法であり、自殺の背景の一つになったことは認めつつ、練習後も生徒に特に変わった様子はなく、 暴力が「生徒の心理に決定的な影響を与え、自殺を決意する可能性があると元顧問が予見するのは不可能だった」と主張した。

また、当時の校長らの責任も、暴力に適切に対応しなかったことは認めつつ、「自殺の予見はできなかった」とした。

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管理人の感想

どうしてもニュースになるのは未成年の事件が多くなてしまいますね。 こちらの事件は小学生ではなく高校生の自殺ですが、高校生といってもやはりまだまだ判断能力は未熟な歳での自殺に関するニュースです。

運動部での暴力交じりの指導というのは、昔からよくあることだとは思います。 今回の事例がその指導のための暴力だったのかこの記事からは判りませんが、未成年の自殺のたびに必ず感じるのは自殺した当人が 「自殺してあいつの立場を悪くしてやれ」的なあてつけがあったのではないかということです。

誤解を恐れずに言えば未成年の自殺の大半にその気持ちは含まれている気がします。 もしそうであれば、こうやって自殺後に騒ぐ報道をしていると 自殺の目的は一つ達したことになります。 それを目にした 現状であてつけのために自殺してやろうかと思っている子達は・・・

自殺を予見できるかどうかはについてはその場にいた当事者たちでないと絶対判らないことですが、 学校に気づけと求める前にお前が気づけ!親なんだから・・・

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