自殺防ぐ活動 本で紹介 東尋坊のNPO
2014.5.21断崖絶壁で知られる名勝・東尋坊(坂井市三国町安島)で自殺防止に取り組むNPO法人「心に響く文集・編集局」 の茂幸雄代表(70)が自殺防止活動の実践例を記した新著「これが自殺防止活動だ…!」が20日、発売された。 茂代表は「自殺をしようと思う人は心の中で『死にたくない』と叫んでいる。本を読んで身近な人に寄り添って、命を救ってほしい」と話している。(井上敬雄) 新著は太陽出版から刊行され、B6判で224ページ。2004年からの活動の中で出会った性暴力の被害者、 うつ病に悩む人らの保護事例を記すとともに、岩場を日常的にパトロールしている隊員らの体験をつづっている。 「行政機関や企業は、話を聞いてくれるようになったが、積極的には動いてくれない」との思いから、 パワハラや借金、騒音問題など、同NPOが保護した人の「真の悩み」をどう解決してきたかを例示。三段壁(和歌山県白浜町) など他の自殺多発地での、カメラによる24時間監視や夕方以降の立ち入り禁止などの先進的な取り組みも紹介した。 また、全国各地で悩みを聞くボランティアを養成しようと、東尋坊での体験パトロールへの参加も呼びかけている。 茂代表は「東尋坊での活動はあくまで水際対策。身近な場所で声かけをしてもらい、悩んでいる人に寄り添ってほしい」と述べ、 「自殺しようと東尋坊に来る人がいない世の中になってほしい」と願っている。 1500円(税別)。県内の書店などで購入できる。問い合わせは同NPO(0776・81・7835)。
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管理人の感想
無料で提供するのであれば実にいい試みだと思います。 ですが販売となると全く意味合いが違ってきます。販売するということは部数が売れれば利益がでるということです。 そして私にはこの本はその利益目的で販売しているようにしか思えません。 自殺防止を目的とするのならNPO法人なのだからキチンと趣旨を説明し国に援助をもらうなり 企業スポンサーをつけるなりして無料配布するべきではないのでしょうか。 先日のNPO発行の漫画のさいも言いましたが自殺したい人はお金を出してこの手の本を買わないと思います。 この手の本を買うのは「自殺をだれかに止めて欲しい人」です。その人たちを狙ってお金儲けするという実にあさましい商売に見えます。 ちなみにこの本は 2014/5/21時点でアマゾンの本の販売ランキング379,340位です (過去のこのNPOからの出版書籍の販売ランキング 「東尋坊・命の灯台―本当はみんな生きたいんや…!」 248,820位 「自殺をくい止めろ!東尋坊の茂さん宣言」 177,090位 「自殺したらあかん!―東尋坊の“ちょっと待ておじさん」 243,169位) 各本とも相当数売れています。 NPOは役員が利益配分すると違法ですが高額な給料をとることは禁止されてないんですよね・・・ こうなってくると自殺防止のパトロールも本を売るための売名行為に見えてきます。 (お手伝いしているボランティアの方は純粋な気持ちからだと思います) 利益をだすことはいいと思います。ですが自殺する人達はその人なりに苦しみや悲しみの上での決断の場合が 多いのですから自殺防止を宣伝材料にするのはやめて欲しいです。 しかもこのNPOのホームページはおもちやさんの宣伝でした(笑)
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