証拠品捏造、自殺前に認める 大阪府警の警部補

2014.5.17

大阪府警本部内で16日に自殺した高槻署の男性警部補(54)が、 大阪府内で2008年9月に起きた性犯罪事件の証拠品を 捏造(ねつぞう)した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。
警部補は自殺前の聴取に証拠品の紛失に気づいて捏造したと認め、「 上司に叱責(しっせき)されると思った」などと説明していたという。

府警によると、問題となったのは池田署管内で起きた性犯罪事件で、当時警部補が担当していた。
容疑者は逃走したが、被害者の体から容疑者の体液を複数のガーゼ片で採取し、 事件翌日にその一部をDNA型鑑定に出した。同11月、鑑定を終え署に戻されたガーゼ片を 整理している最中に、警部補が鑑定に出していない複数のガーゼ片の紛失に気付き、新品で代用した。

兵庫県警が別の事件で逮捕した男が、DNA型鑑定からこの事件に関与した疑いが浮上。
県警が今年4月、ガーゼ片に関する捜査報告書などの提供を府警に依頼したところ、 同月下旬に警部補が、高槻署の上司に捏造したことを申し出たという。逮捕された男は池田署の事件について、 起訴されているという。

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管理人の感想

犯人はその事件でも起訴されてるっていうんだから「別に死ななくても」とは思うけど 人の人生を左右する仕事ですから証拠品の管理等には厳しいのでしょう。
新聞沙汰になって世間にたたかれたり上司に叱られたりするより死を選択したのでしょうね。
ご年配者の自殺ですし、よく考えた上での行動だと思います。
6年も前の事件だからもう大丈夫だと思ってたでしょうね。

ねつ造については先日のどこぞの旅行会社の社員を思い出しました。

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